3章 じゃがいもを作ってみる
次に、私が実際に市民農園を借りてじゃがいもを作ってみたときのことについて書いてみようと思う。
はじめに、単純に私なりのじゃがいものつくりかたを書く。
~~~じゃがいもを土に植える~~~
これだけ。実に簡単。あとは水をやるだけ。
イモ類とゆうのは、ほかの野菜に比べて手間がかからない。なんでかとゆうと、イモ類とゆうのは種をつけないからだ。野菜には種類があって、レタスやキャベツなどの葉菜は花をつけ実をつける必要がない。イモ類は、地下で根や地下茎で増えるので、花を咲かせて実をつける必要がない。しかし、トマトのように種から芽をだし花を咲かせて実をつけるものは手間がかかることが多い。
私はまず始めに、市民農園を借りてみた。借り方は市報に書いてあったりして、私が借りたのは25平方メートルで年間で約1万2千円くらいだった。
駐車場が月1万くらいすることを考えると、実に安いと思った。それで憩いの場になったり、子供の遊び場になったりするので、使いようによっては一石何鳥にもなると思った。
水は農園の水場を使えばタダ。しかし借りたところから少し遠かったので、運ばなければならなかった。家から持ってくる人もいたけど、農園とゆうのは水がけっこうかかるので、もし家からもってくるのであれば、風呂の水でも持ってくるのもいいかもしれない。
ここで、買ったほうが安い、面倒と思う方もいるかもしれない。農園とゆうのは、結構時間を費やすもので、これじゃ時間も費やす、金もかかる、ばかばかしいと思うかもしれないが、物は考えようで、ランニングしたり必要のない買い物をしたりするよりは、費用もかからない。いろいろな発見があり面白く、実りもあり、有意義ともいえる。
実は私は以前、登山をしていたのだけど、市民農園を始めてからは登山に行かなくなった。農園はいろいろ目的を私にくれ、なんとなく登山をするよかは、明確な目的があり役に立ちよいと思った、
さて本題にはいろう。
種芋は何とスーパーで買ってきた。じつはこれでも芽はでる、
ほかにもホームセンターなどで種芋として売っていて、このほうが芽がでていてよいかもしれない。
そしてシャベルで土を起こして置いて土をかぶせただけだった。
切りもしない。肥料もいらない。本当は最初はたい肥(牛のフン)と液肥を少しやったのだけど、変わらないのでやめた。実は土とゆうのは、ほとんどフンでできているので、フンにフンを混ぜるようなものだと思ってやめた。
土とゆうのは、実は虫が草を食べたフンであったり、鳥のフンであったりする。
液肥もいらないと思った。なぜなら植物とゆうのは水と二酸化炭素と光(温度)から糖分を作れるように出来ているからである。
根とゆうのは水しか吸わないものなので、ほかのものは不要だと私は思う。
ほかの本とかに書いてった芽かきとかもやらなかった。せっかく葉が生えてくる芽をなぜとってしまうのかわからない。もったいないと思った、じゃがいもの茎はすぐ生えるので、間隔をあけて植えればいい。
農薬もやらなかった。
じゃがいもは根菜なので、少しくらい葉が虫に食われても大丈夫だ。
あまりに多いときには、ピンセットで取るか、手でとるか、火で焼いただけだ。
水も雨が少ないとき以外はあまりやらなくてもよい。
なぜなら芋とゆうのはほかの植物と違って種芋に糖分が多く含まれているからだ。
だからほかの植物よりも、成長が驚くほど早い。
あとは葉が枯れたら後はシャベルで周りを掘って収穫するだけ。実に簡単だった。
ほんの3ヵ月と少しで、出来てしまう。じゃがいもはすごいものだと思った。
そして取れた量にびっくりした。
もし私の家に庭があったなら、わざわざ市民農園まで通わなくてもよく、
日当たりのよい場所に植えて風呂の水でもやっていればすむだろうと思った。
庭であればあまり虫もこない。いっぱい植えてしまうだろうと思った。
家に庭のある人は実に羨ましいと思ったのでした。