じゃがいもの詩

じゃがいもの冒険です

2章 ポテトチップスができるまで

前の章では、ポテトチップスが出来るまでのじゃがいもの移動について考えてみた。

この章では、ポテトチップスを作るために使われた物について考えて見ようと思う。

前の章で書いたじゃがいもの旅を振り返りながら考えてみる。

まず、農家がJAに種芋を買いに行くためには何がいるか?まずはトラック、そしてコンテナ、そしてコンテナを動かすためのガソリンだ。JAにこれらを使って買いにいく。その後納屋に置き、包丁で切る。そしてコンテナ、トラックを使って畑に運び、植える。その前にトラクターを使って耕うんを行う。あと肥料も使う。そして植えたあとに水やりのためにポンプやホースを使う。草刈の為の鎌、そしていろいろあって収穫だ。水洗いし、ダンボールに入れられトラックに積み込まれJAに運ぶ。そこでJAの倉庫では、フォークリフトなどを使って別のトラックに積み込まれる。

場所によっては手順が違うかもしれないけど、勘弁してください。

さて、ここで一度振り返ってみた。ここまでで使用したものは、

 

 トラック、コンテナ、トラクター、ガソリン、包丁、ポンプ、ホース、鎌、洗い機、ダンボール、フォークリフト、別のトラック

 

と、ほかにもいろいろあるかもしれない。

そしてトラック、トラクター、フォークリフトを動かすにはすべてガソリン使われる。

本当はトラックやトラクター、洗い機、ガソリンなどを生産するのにも莫大な物や、人が必要なのだけと、いちいち考えていたらきりがないので、やめておく。本当は考えたほうがいいのかもしれない。

この後船に詰まれて、港からまたトラックで市場へ運ばれていく。

そして市場からまた工場へと運ばれていく。工場の中には何があるか?

カットする機械、揚げる機械、調味料をかける機械、袋詰めする機械。ほかにももっとあるかもしれない。

その後はダンボールに詰められてフォークリフトで倉庫へと運ばれていく。

ここまでで、少しうんざりしてきただろうから、ポテトチップスでも食べて休憩したらどうでしょうか?

私は書いていて疲れてきたので、勝手ながら少し休むことにした。

 

さて私は、お茶とケーキを食べて休憩してきた。あなたはどうしたでしょうか?

私はケーキを食べていて思ったことがある。私が食べていたのはイチゴのロールケーキで、これを作るにはなにがいるだろうと考えてみた。

 卵、生クリーム、バター、小麦粉、苺、砂糖、あとはボール、ホイッパー、オーブンだ。

これを作るには何がいるかというと、

  鶏、牛、小麦粉、苺、とうきびがいる。ほかにも道具を作るにもあれこれいりそうだけど、ここでは考えないことにしよう。

ケーキひとつ作るにも大変だ。

本題に戻ろう。工場の倉庫からだった。

ここからトラックに積まれ、ガソリンを使って運ぶ。もちろん人が積んだり運転したりする。

ここまでくれば、あと少しだ。市場から小売店にトラックで運ばれていく。流通に詳しい方なら集配倉庫などを思い浮かべるかもしれない。

小売店ではなにがいるか?レジ袋、レジ、レシート、棚などがいる。そしてあとは自転車だ。車かもしれない。これで家に運ばれおいしいポテトチップスが食べられるわけだ。

ここでまとめてみた。今まで使用した道具、材料も含めて。

 

トラック、コンテナ、トラクター、ガソリン、包丁、ポンプ、ホース、鎌、洗い機、ダンボール、フォークリフト、船、カットする機械、揚げる機械、調味料をかける機械、調味料(塩、胡椒、コンソメ、青のりなど)、油、レジ袋、レジ、レシート、棚、自転車

 

とこれだけあった。もっとあると言う方もいるかもしれない。

 トラックは何度も出てきた。そして船、フォークリフトなどこれらを動かすには石油がいる。そして機械を動かすには電気が必要で、これを発生させるにしてもやはり石油が必要だ。

ダンボールは2度使っている。ほかにはレジ袋、ポテトチップスの袋、肥料の袋、調味料の袋などいろいろある。これらはみんな捨ててしまうものだ。

 なんかこんなことを書いていると、なんか自分が悪いように言われていると感じた方もいるかもしれないが、べつに責めているわけではない。もっとよい方法があるのではないかと思い、書いてみた。

 最近私は市民農園を始めてみて、いろいろなものが同じように多くの労力や資源を費やして作られ運ばれていることを考えるようになった。

そしてそれを変えることが出来るのではないかと思い、じゃがいもの記事を書いてみたのだった。

参考までに私が自分でポテトチップスを作ってみたときに使用したものも書いてみる。

 種芋、ホース、ひしゃく、棒、波板、自転車、フライパン、ガス、食用油、塩、胡椒、キッチンペーパーとこれくらい使った。

もし興味を持ったのであれば、考えてみてはいかがでしょうか。